弔電の送り方お助け日記

弔電の喪主以外の宛先と送る際のマナー

2017年08月03日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

訃報を受け葬儀に参列することができない場合に、お悔やみの気持ちを伝えるためには弔電を送るべきですが、そう頻繁に送るものではないのでいざ送るとなればマナーで頭を悩ませる人が多いのではないでしょうか。電報業者を利用すれば、文例もあるのでメッセージ内容で悩んだりマナー違反となってしまう心配はありません。

宛名としては故人ではなく喪主にしておくことが基本ですが、喪主が誰かわからなかったり喪主以外の遺族との交流しかないという場合には、無理に喪主を宛名にする必要はありません。喪主の名前がわからない場合はもちろんのこと、斎場で葬儀を執り行う場合には会場である斎場に直接弔電を送ってもマナー違反にはなりません。

斎場に問い合わせることで、葬儀の日時や喪主の名前を教えてくれるケースもありますが近年では個人情報を保護するという視点から、教えてもらうことができないことも多くなりました。斎場となれば同じ日に複数の葬儀が行われることも多くなっており、苗字だけでは他家と混ざってしまう可能性もあります。

宛名はフルネームで記載して送るようにしておきましょう。喪主が分からない場合は、故人名様にプラスして、ご一同様としておくようにしましょう。申し込みのタイミングによっては、時間に間に合わないということもありますが弔電が遅れることは失礼にあたるので、遅れないようにしておかなくてはなりません。

そのためにも会場と喪主が誰かは事前によく確認しておきましょう。